「楽譜を理解できる」音楽の学習をしていく上で、最も大切な力です。
欧米ではまずソルフェージュを習い、ソルフェージュ力が十分に育った時期から、ピアノやヴァイオリン、その他の楽器の何を学ぼうかを決めます。
しかしながら日本の音楽教育のスタイルはどうでしょう?
楽器を学ぶためのお教室はたくさんありますが、楽器を学ぶことが最優先となり、ソルフェージュ力を育てるのは後手になってしまっています。
ソルフェージュは、音楽大学へ進学する方が学ぶための特別なものという認識がされている風潮にあるように思えてなりません。
しかしながら、折角学ぶ音楽をどこまで理解できるかはソルフェージュ力で決まってしまいます。これまでもたくさんの方から、「中学生までピアノを習っていたのですが、何も残っていなくて・・・」とお話し頂いてきました。
音楽をきちんと学んだことがある方は、ソルフェージュ力がいかに重要かをご存知のため、お子さまに対しても欧米のようにソルフェージュを学んだ上で楽器を学ぶことを選ばれています。
楽器を長く楽しむためにも、楽器の上達を考える上でも、楽器の学習と並行してソルフェージュ力を身に付けられることは必要不可欠です。
私たち日本こども音楽教育協会の願いは、音楽を通じて未來ある子どもたちの将来を明るいものにしたい!ということ。
絶対音感を身に付け、その後でぜひソルフェージュ力も身に付けて欲しいと考え、本部校では2017年より脳育ソルフェージュのレッスンを身近なものにするため、15分間のソルフェージュレッスンとしてコースを運営しています。
楽譜を読む・・・ということにおいて、幼稚園児が一番わからないことは何でしょう?
それはリズムのしくみです。「音の高さは覚えればすむもの」脳育ソルフェージュのレッスンでは、まず音符のしくみ、リズムのしくみから教えていきます。
でも音楽的な演奏に結びつかないのはなぜでしょう?
音楽ドリル等では 等速感がないまま、1つ1つの音符をたし算の感覚で読んでいます。
しかしながら、拍子感を安定させた上で8分音符や16分音符等の速いリズムをきれいに弾くためには、基準となる音符を体感でも知的理解としても理解した上で、基準となる音符を何個に割るのか?がわからなければ美しく演奏することは出来ません。
そう、大切なのは わり算 の感覚を育ててあげることなのです。
日本こども音楽教育協会では、オリジナル教材を使い、子どもたちにソルフェージュ力を育むためのカリキュラムに基づいたレッスンをご提供いたします。
<ソルフェージュ15のレッスン内容>15分間で表の内容を行います。
聴音トレーニングは、脳の発達も促します = だからこそ脳育ソルフェージュと名付けました。
聴音は限られた回数の中で、いかに効率よく楽譜にしていくかが課題となります。
その中では流れていく拍を追い、音の高さやリズムを記憶しながら、今するべきことを瞬時に判断していくことが必要となります。
そのような脳の使い方をするのは、この世の中で聴音だけです。
私どもの聴音カリキュラムでは、幼児期からまずはじめにリズム聴音、メロディー聴唱から聴音トレーニングを並行して始め、ゆくゆくはメロディー聴音が取れるよう導いていきます。
楽語(音楽用語)等覚えているはずなのに、いざ演奏になると反映されない。
脳育ソルフェージュでは、ただ知識として教えるのではなく、いつも「体感」を伴った経験を通じて、覚えるではなく「理解する」ことを目指していきます。
カリキュラム前半では、知識を育てるインプット教育を、後半からは知識や体感してきたことを通じ、楽曲分析ができる力、演奏に生かしていくためのアウトプット教育をしていきます。
せっかく始めた音楽のお稽古ですから、楽しく長く続けて欲しいというのはみなさん同じ想いだと思います。
だからこそ幼児のうちから育ててあげたいのは、楽譜を読み解く力=ソルフェージュ力です。
等、さまざまなスタイルでの導入が可能です。
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